「ご近所オフィス」的ご近所の関係について

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商店街にお店を並べているご近所さん同士でも、

昔からの関係じゃなければ、意外と人間関係がなかったりするのが、考えてみれば当たり前のことです。

目の前のお店同士やお隣同士なんかだと、当然ご挨拶もするでしょうし、

バイトの子どうしが友達になっていたりするかもしれませんが、

車道を挟んだ向こう側、歩いて3分くらいのお店なら、もう、

「あそこに新しいお店ができたのね」

くらいの関係しかないのが当然です。

今日、とある飲食店でランチをしながら、あとであっちの花屋さんに寄ろう、と考えていました。

そして、以前花屋さんに花屋の廃棄率は結構高い、

という話を聞いたことをなんとなく思い出し、

この飲食店でお花買ってくれないかな?と勝手なことを思いました。飲食店にお花を飾るのって、悪くないですよね?

そこで、仲良しの店長さんに

「ねえ、このお店にお花飾ったりしない?」

と聞いてみたら、

「良いっすね!」

という反応。

「お花屋さんの廃棄前のお花とかを半額で買うとか、どう?」と言うと、

「うーん、僕は全然やりたいっすけど、お金が発生するとさすがに社長に聞かないとですねー」

「だよねー。ならば、この店先でお花を売ってしまうっていうのは??」

「え?マジで?それメッチャいいじゃないですか!

すぐそこだし、うちで売らせてもらったら、場所代とかなん%バックとか細かいこと言わないんで、

売れた分だけお金持って行きますよ!うちはお花が並んでたら店先が華やかになるし、めっちゃ嬉しいっす!」

と、花屋さんの意思も確認しないで勝手に二人で盛り上がりました。

で、花屋さんに行き

「ねえねえ、あそこの飲食店さんの店先でもお花売らない?」

と、これまた唐突に提案。奥さんを連れ出し、トコトコ歩いて、飲食店さんへ。

店長さんとお引き合わせし、ここのところに少し並べて…などと、打合せ。

なんと明日から、飲食店さんの店先にもお花が並ぶことになりました。

うまくいくと良いなあ。

そして、ご近所同士が仲良くなってくれることが、とても嬉しいこと。

こういう緩いつながりが、ご近所オフィス的ご近所の考え方なのでした。